山の景色

Essay · このサイトについて

街にいるだけじゃ、
わからないことがある。

この世の中は情報量が多すぎてきちんと休めていない、そんな人に逃避行という選択肢を知ってほしくてこのサイトを作りました。

↓   scroll

仕事を頑張って、終わったら飲み会。
土日はひたすら寝て、夕方にカフェで一息。
気づいたらまた月曜日——。

そのループ、ちょっと飽きてきてませんか?

べつに、その生活が悪いとは思わないんです。仕事も飲み会も楽しいし、休日の惰眠は最高。 でもなんか、たまに「あれ、おれ何してるんだろ」ってなる瞬間ありませんか。

ふと手元のスマホを見て、通知を消して、またスマホを見て。 LINEを返して、Instagramを閉じて、Xを開いて、また閉じて。 何かしてるんだけど、何もしてない感じ。 疲れてるはずなのに、なんかまだザワザワしてるあの感じ。 週末が終わるたびに、「あ、またなんもできなかった」ってちょっと思う感じ。

それって、休んでいるようで全然休めていないんだと思います。 スマホを持っている限り、情報は勝手に入ってくる。 誰かの近況、誰かの意見、誰かの自慢、誰かの不満。 脳みそがずっと働いてる状態で、週末が終わっていく。

山の中に入ると、電波が切れる。
通知が来なくなる。
頭の中が、静かになる。

ぼくが初めて山に行ったのは、正直ノリでした。友達に誘われて、別に行きたくもないのについていった感じ。 でも歩きはじめて30分くらいで、スマホの電波が切れて、通知が来なくなって—— 「あ、何も考えなくていいんだ」ってなったんです。

足元に岩があって、沢の音がして、気温がどんどん変わっていく。 木の根っこを踏んで、息が上がって、汗をかいて——ただそれだけのことに集中してたら、 仕事のこととか、人間関係のこととか、SNSのこととか、全部どっかに行ってた。 あんなにスッキリしたの、久しぶりでした。 「これが休むってことか」って、初めて思った気がします。

山道の様子
what changes

山頂に着いた時、広大な景色を見て最初に思ったのは——
「自分が悩んでることって、めちゃくちゃちっちゃいな」でした。

東京でパソコンとスマホを睨みながら生きてると、「地球」を感じる場面ってほぼないじゃないですか。 でも山に入ると、急に「あ、自分いま地球の上に立ってるわ」ってなる瞬間がある。 岩岩しい地形、澄んだ空気、知らない虫や鳥、自分が東京にいる限り絶対に出会えないものが 山の中にはあふれてる。

そういうものに囲まれていると、「地球ってやばくない?」って素直に思う。 そして次の瞬間、「あ、自分が気にしてたこと、別にどうでもよかったな」ってなる。 これ、ほんとにそうなるんですよ。信じてもらえないかもしれないけど。 騙されたと思って一回行ってみてほしい。

山頂からの景色
to be honest

ひとつ正直に言うと——ぼくは別に、山頂を目指す「登山」じゃなくてもいいと思ってます。

ガチな装備も、早起きも、登山専用のウェアも、別に要らない。 ゆっくり歩いて、景色を見て、しんどくなったら休んで、下山したらビールを飲む。 それだけで十分すぎるくらい最高の休日になる。 「登山」って聞くとなんか身構えるけど、ぼくがやってるのは要するに「山を歩く休日」です。

スニーカーで行ける山はある。私服でも全然浮かない山はある。 下山後に美味いビールが飲める場所も、ちゃんとある。 そのハードルを全部取り除いた状態で「じゃあ来週行ってみるか」ってなってほしくて、このサイトを作りました。

下山後の一杯が、なんであんなに美味いのかわかりますか。 たぶん、「ちゃんと体を動かした」「外の空気を吸った」「何も考えない時間があった」—— その全部が重なってるから美味いんだと思う。 ビールが主役じゃなくて、その一杯にたどり着くまでの時間が全部ご褒美になってる感じ。 それを一回体験してほしい。

「山が好きな人」じゃなくていい。
ただ、街にいるだけじゃわからないことを、
一回でも体で感じてみてほしい。
それだけです。

このサイトで発信していくのは、難しい登山の話じゃないです。 山なんか行ったことないって人、装備が高そうで踏み出せない人、ガチ勢に怒られそうで怖い人—— そういう人たちに「そんなん関係ないよ、普通に来な」って言いたくて書いてます。

スニーカーで行けるルート、私服でも浮かないギア、下山後に寄れるビールと飯の場所。 全部、実際に行って確かめながらここに書いていきます。 「地球ってやばくない?」をみんなで言い合える場所になったら、それが一番うれしい。

あなたは最近、スマホから離れた時間、ありましたか?

情報が多すぎてちゃんと休めていないなら、一度山に逃げてみてください。
スニーカーで行ける山、下山後のビール情報、私服でも浮かないギアの話——
全部このサイトにまとめていきます。

まずは高尾山から見てみる →